前回解説した仮想通貨取引所のほかにも、さまざまな仮想通貨取引所があります。
比較する際には以下のようなポイントに注意しましょう。
仮想通貨取引所の比較ポイント
- 取扱銘柄数・種類
- 使用料
- 取引ツールの使いやすさ、性能
- 仮想通貨取引以外のサービス
- 対応した課題の数と種類
仮想通貨取引所によって、取り扱う銘柄の数や種類は大きく異なります。また、取引の種類によっても異なります。
例えば、コインチェックの場合、現物取引(販売所)では16種類の銘柄を取り扱っていますが、現物取引(取引所)では4種類しか取り扱っていません。
そのため、単純に取扱銘柄の総数で見るのではなく、取引形態による違いを比較する必要があります。
仮想通貨取引所の利用コスト
仮想通貨取引所を利用する際にかかる主な費用は以下の通りです。
- 仮想通貨取引所利用時のコスト
- 現物取引(取引所)の取引手数料
- 現物取引(取引所)およびレバレッジド・トレードのスプレッド
- レバレッジド・トレーディング・ポジションを保有する場合のレバレッジ料
- 日本円での入金・出金手数料
- 仮想通貨送金手数料
これらの利用コストは、仮想通貨取引所によって異なります。仮想通貨取引所を選ぶ際には、不利益を被らないようにしっかりと比較する必要があります。
仮想通貨取引所の取引ツールの使いやすさ、性能
仮想通貨取引所の取引ツールには、Webブラウザ上で使用するもの、パソコンにダウンロードするもの、スマートフォンのアプリケーションなどがあります。
比較すると、各仮想通貨取引所では、メインターゲットとなるユーザーに合わせ、シンプルなものから高性能なものまで、さまざまなツールを用意しています。
自分に合わない取引ツールを使うと、操作ミスのリスクが高まったり、日々の取引でストレスを感じたりすることもあるので、気になる仮想通貨取引所の取引ツールが自分にとって使いやすいかどうか、よく確認してみましょう。
仮想通貨取引以外のサービス
おすすめの仮想通貨取引所」で説明したように、仮想通貨取引所の中には、自動積立、自動売買、ステーキングサービスなど、通常の仮想通貨取引以外のサービスを提供しているところがあります。
より効率的に仮想通貨を管理したい場合は、これらのサービスを利用するのもよいでしょう。仮想通貨取引所によって提供しているサービスは異なるので、よく比較することが大切です。