街コンとは、地域振興を目的とした大規模なコンパイベントのことです。街コンは、街ぐるみで行われる大型の合コンイベントであるとも言えます。一般的な合コンと異なり、参加者は少ない場合でも数十名以上、規模の大きいものでは3000名弱にもなります。同性2名以上で1組となり、開催地区の定められた複数の飲食店を廻るという形式が多く、地元商店街の活性化などの地域振興はもとより出会いの場としても注目を集めています。
街コンに参加する人はどんな人なのでしょうか？特に、年齢層は気になるポイントですよね。街コンに参加する人のユーザー層について解説します。
街コン参加者の年齢層
街コン参加者のユーザー層は、男女ともに25歳～35歳が中心です。最も参加者の多い年代は男女で違いますが、20代後半～30代前半の参加者が多いことがわかります。女性の場合は半数以上が20代、男性は30代で占められています。
「街コン＝若い人向け」というイメージが強いため、「20代前半の参加者が多いのでは？」と思う人が少なくありませんが、データを確認すると20代前半の参加者は男女ともに1割程度です。これは、20代前半ではまだ結婚や恋愛に対する意識が低く、街コンに興味を持つ人が少ないからかもしれません。
一方で、40代以上の参加者も一定数います。40代以上では、未婚率や離婚率が高くなっており、出会いを求める人が増えています。しかし、40代以上では職場や友人関係以外で出会う機会が減っており、街コンを利用する人もいます。
街コン参加者の恋愛傾向
街コン参加者の恋愛傾向は、年齢層によって異なります。25歳～35歳の中心層では、真剣に結婚や恋愛を考えている人が多く、費用が高い分、本気度も高いです。この層では、相手の職業や収入などを重視する傾向があります。
一方で、20代前半や40代以上の両端層では、気軽に楽しみたい人や友達作りを目的とする人もいます。この層では、相手の外見や趣味などを重視する傾向があります。
街コン参加者の恋愛傾向を知ることで、自分の目的に合った相手を見つけやすくなります。また、自分の年齢層に合った街コンを選ぶことも大切です。街コンには、「20代限定」や「年上彼氏×年下彼女」などのテーマが設定されたものもあります。
街コンの魅力と注意点
街コンの魅力は、全く関係のない人と出会えることです。知り合いが少ない人やナンパは苦手な人でも出会えます。また、街コンは、自分から話しかけるのが得意なら「大規模な立食パーティ型」、特定の相手と出会いたいなら「小規模テーマ型」など、自分に合った形式を選べます。
街コンの注意点は、参加する前に雰囲気を知っておくことです。街コンによっては、料金や服装、流れや参加者の層が異なります。知らないと街コンで失敗して意味のない街コンになりかねません。街コンに申し込む前に、街コンのサイトで確認してみてください。
まとめ
街コンは、地域振興のため、そして、出会いの場を提供する手段として、今後の発展が期待されるイベントです。街コンに参加する人のユーザー層や恋愛傾向を知っておけば、街コンで素敵な出会いを見つけることができるでしょう。ぜひ、この記事を参考にして、街コンを楽しんでください。